自然光と単焦点レンズで撮る日常の一枚〜
「うちの猫の可愛い姿を、写真で多くの人に見てもらいたい」以前飼ってた愛犬トイプードルきなこもモデルで活躍今も広告として採用され続けてます。
今度はこむぎを猫界のモデルへの挑戦。
モデルはもちろん、我が家のブリティッシュショートヘアの こむぎ です。
今回は、私がPIXTAに登録した写真が一晩で審査を通過し、販売開始となった経緯や、撮影テクニック、そしてストックフォトで猫を撮る際のコツをまとめました。
これからストックフォトを始めたい猫好きの方や、写真を仕事にしたい方の参考になれば嬉しいです。


きっかけは「広告に使えるこむぎの写真」を撮りたい想いから
これまで「こむぎブログ」では、日常の可愛い瞬間や癒し動画を中心に投稿してきました。
しかし、ふと「この写真たちは、広告素材としても価値があるのでは?」と感じたのが始まりでした。猫写真の需要は大きいので扱いやすい写真構図で撮影してます。
猫の写真はSNSでも人気が高く、広告や雑誌、企業サイトのバナーなどでも頻繁に使用されています。とはいえ、実際に「販売できるクオリティ」に仕上げるには、構図や背景、ライティングに工夫が必要です。今回は、その“広告映え”を意識した撮影に挑戦してみました。
撮影機材と環境づくり:単焦点レンズで背景をシンプルに
今回使用したのは、Canonの単焦点50mmレンズ(F1.8)。
背景を柔らかくぼかすことで、こむぎがしっかりと主役になるように構成しています。
猫を撮影する際に気をつけたいのは「背景の整理」。
自宅撮影では生活感が出やすいので、あえてシンプルな壁際や窓辺を選びました。
また、照明は自然光のみを使用。午前中の柔らかな光が入る時間帯に撮影しています。
自然光は猫の毛並みをやさしく照らし、人工照明では出せないあたたかみを与えてくれます。
実際、PIXTAの審査ではライティングの自然さが高く評価されたようで、アップロードから数時間で販売開始となりました。
撮影のコツ:猫の“動き”よりも“間”を狙う
猫の写真というと、つい動きのある瞬間を撮りたくなりますが、ストックフォトで求められるのは**「使いやすい構図」**です。
例えば広告バナーに文字を重ねられるよう、余白を意識して撮影します。
一番のポイントは目にピントがハッキリとあってること!
今回のシリーズでは、
- 窓辺で外を眺めるこむぎ
- テーブルの上で毛づくろいをする姿
- カメラ目線で首をかしげる表情
など、自然な日常のワンシーンを中心に構成しました。
また、「背景の明るさと被写体のコントラスト」を意識することで、明るくクリーンな印象になります。
特にF1.8〜2.8の絞り値は、柔らかいボケを作りつつ、被写体の目にピントを合わせやすいのでおすすめです。
PIXTAでの登録から販売まで:猫写真の需要の高さに驚き
PIXTAに写真を登録したのは昨晩。
翌朝には「審査通過・販売開始」の通知が届き、あまりのスピードに驚きました。
これまで風景や物撮りでは数日かかった審査が、今回は数時間で完了。
それだけ「猫・ペット系素材」の需要が高いことを実感しました。
PIXTAでは、特に次のような猫写真が人気傾向にあります。
- 白背景やシンプルな空間で撮影された猫
- 親しみやすく、広告に使いやすい構図
- 感情が伝わるような表情やしぐさ
こむぎの写真も、広告素材として使いやすいように、明るめのトーンとナチュラルな色合いに調整しました。
撮影時に露出をしっかりと調整して、撮影後はそのまま使えるデータにするRAW現像ソフトな度で過度調整は絶対にNGです。
前回登録した時の記事はこちらです。
3日間で30枚を撮影:バリエーションの大切さ
今回は、3日間かけて30枚のバリエーションカットを撮影しました。
1日に撮影する時間も数分にしてます、ストレスを与えないように普段からスマホを向けたり
カメラを向けて慣れさせてます。
同じポーズでも、角度や構図を少し変えるだけで印象が大きく変わります。
PIXTAなどのストックフォトでは、同一被写体でも多様なカットを登録することで、採用率が高まります。
たとえば、
- 正面アップ
- 横顔
- 少し引いた構図で背景に余白を残す
このように構成を工夫することで、1つのテーマでも複数の用途に対応できる写真になります。

まとめ:収益よりも「こむぎの魅力を広める」ことが目的
今回のPIXTA登録では、販売開始までのスピードに驚きつつ、猫写真の需要の高さを再認識しました。この写真がいつ採用されるかは分かりません、ストックフォトは数年経ってから売れたりもします、まずはこむぎの写真が採用されたことこれが重要です。
私にとっての目的は「収益」よりも、こむぎの写真が誰かの広告やデザインに使われる喜びです。
これからも、こむぎの日常をテーマにした写真を撮り続けながら、ストックフォトでの挑戦を記録していきます。
「猫をモデルに撮ってみたい」「自分の愛猫を作品として残したい」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
次回は、実際にPIXTAでダウンロードされた写真や、撮影裏話なども紹介していく予定です。
どうぞお楽しみに!



