愛猫こむぎの写真が“世界で採用される”という奇跡
「うちの子の写真が、世界中のどこかで使われている」——
そんな夢のような出来事を私はカメラマンなので挑戦してます。
私が愛猫「こむぎ」を迎えたのは2025年4月。
毎日の成長を記録してモデルにするつもりで写真を撮り続けていたところ、半年ほどで Adobe Stock という世界的なストックフォトサイトで、こむぎの写真が次々と採用されるようになりました。
今すぐに大きな収益があるわけではありません。
ですが、ストックフォトの世界は“時間を味方につける”ビジネス。
今撮った一枚が、数年後に誰かの広告や雑誌に採用されることも珍しくありません。
この記事では、私がストックフォトに挑戦したきっかけから、実際に採用された写真3枚の紹介、そしてこれから挑戦する方へのアドバイスまでを詳しくお伝えします。
ぜひあなたの愛するペット写真も、世界に羽ばたかせてみてください。
ストックフォトを始めたきっかけは「こむぎの何気ない表情」
こむぎが我が家に来た当初は、スマホで日常のスナップを撮るだけでした。
お気に入りのクッションで寝転んだり、毛づくろいをしたり、日差しの中で目を細めたり——その一つひとつが、私にとっては宝物のような瞬間。
そんな中で私はカメラマンの経験を元に「ペット写真をストックフォトに登録して海外でも通用する写真を撮る事にしました」
Adobe Stockに挑戦:最初はリジェクトの連続だった
当初労力の割に販売価格は安くてこちらもあまり意識しないで登録したところ
あっさりと「リジェクト(不採用)」に。その理由は、「ノイズが多い」など技術的なものでした。
リジェクトの後に審査に通るための方法として画像サイズと、画像の適正露出、それを改善するために撮影データーはRAWで撮影してそれを現像してJPEGで提出背景はとにかくシンプルに、ピントもしっかりと合わせるブレた写真は絶対にNG
しかしそこであきらめず、「作品として見せる意識」 を持つようにしました。
背景をシンプルにして主役を際立たせる、自然光を取り入れる、構図に余白を作る——そんな小さな工夫を重ねるうちに、少しずつ採用されるようになったのです。
実際に採用された3枚の猫写真を紹介します

ここからは、直近で採用された3枚のこむぎの写真をご紹介します。
どれも日常の一瞬を丁寧に切り取ったものです。
📸 2025年10月23日 採用作品(ID:1513078809)
・ロイヤリティ:$0.36
ふわふわの毛布の上で、うとうとと寝転がるこむぎ。
柔らかい自然光が差し込む午後の空気感を意識しました。
📸 2025年10月18日 採用作品(ID:1489162635)
・ロイヤリティ:$0.36
白いブランケットにくるまりながら寝落ちする瞬間。
「安心感」や「ぬくもり」をテーマにした写真です。
📸 2025年10月15日 採用作品(ID:1552433090)
・ロイヤリティ:$0.66
カメラを見つめながら寝転ぶ表情が印象的な一枚。
背景をグレーのシーツにして、被写体の毛色を引き立てました。
どれも特別な演出はしていません。このような写真は誰にでも撮影できる写真です。
「普段のこむぎ」がそのまま世界に届いていることが、何より嬉しいことです。
この3枚の写真は最近ダウンロードの回数が増えてきてます、一度当ると何十回でも採用されます。

この写真はすでに多くの企業に採用されてヤフーの広告などでも見かけるようになりました。
こちらを参照→売れる写真の特徴
ストックフォトで意識した3つのポイント
採用されるようになるまでに、私が特に意識したポイントを3つ挙げます。
自然光を活かす
人工照明を使わず、カーテン越しのやわらかい光を利用。
被写体の毛並みや目の輝きがぐっと引き立ちます。
背景はできるだけシンプルに
生活感のある背景だと、商用利用が難しくなります。
白い布や無地の壁を背景にするだけで、プロの作品のような印象になります。
英語タイトルとキーワードを意識
Adobe Stockは海外ユーザーが中心です。
「cat」「sleep」「relax」「cute」など、英語での検索ワードを意識して登録することが大切です。
売上は小さくても、やりがいは“世界規模”
1枚のロイヤリティは数十円程度ですが、
「世界のどこかで誰かがこむぎの写真を使ってくれている」と思うと、それだけでモチベーションになります。
自分の写真がデザイン素材として使われ、広告や雑誌、SNS投稿に活かされる。
それはまさに、写真を通じて世界とつながる瞬間です。
今はまだ小さな一歩でも、ストックフォトの世界では「数年後に売れる」ことがよくあります。
写真はネット上に長く残る資産です。撮れば撮るほど、未来の可能性が広がります。
あなたのペットが世界で広告に採用されるのは“あなた次第”
ストックフォトを始めて感じたのは、「一番大切なのは始める勇気」だということ。
特別なカメラがなくても、フルサイズのデジタルカメラでなくても大丈夫です。
あなたのペットの一枚が、誰かの広告、デザイン、癒しの瞬間に使われるかもしれません。
今すぐに売れなくても、数年後に光るのがストックフォトの世界。
撮りためた写真が、あなたの未来を少しずつ豊かにしてくれます。
まとめ:写真一枚が世界とつながる喜びをあなたにも
こむぎを迎えて半年。
まさかその写真が海外で採用されるなんて、想像もしていませんでした。
でも、今こうして世界中の人に見てもらえることが、何よりの喜びです。
ストックフォトは、趣味と収益が両立できる素敵な世界。
「写真で癒しを届けたい」「自分の作品を形にしたい」——そう思うすべての方に、ぜひ一歩を踏み出してほしいと思います。
あなたのペットが世界で輝く日も、きっとすぐそこにあります。



