「ブリティッシュショートヘア避妊手術後の食事管理|
猫を飼っていると、避妊・去勢手術のあとのフード選びは悩みのひとつですよね。
「どんなフードを与えたらいいのか」「グレインフリーは本当に必要?」「専用フードとの違いは?」など、多くの飼い主さんが疑問に感じるポイントだと思います。
我が家のブリティッシュショートヘア「こむぎ」も、7月28日に避妊手術を終えました。手術後の食生活をどう整えるか悩みましたが、現在は グレインフリーフード と 避妊去勢用フード(ビューティープロ) を混ぜて与えています。
この記事では、実際に与えてみて 20日間の変化やメリット、注意点 を詳しくお伝えします。これからフード選びを検討している方にとって、参考になるはずです。
避妊手術後にフード選びが重要な理由
手術後は基礎代謝が下がり、肥満になりやすい
食欲が安定せず、食べ過ぎや偏食が心配
ホルモンバランスの変化で尿路系の病気リスクが高まる
こむぎの場合はブリーダー様と頻繁にメールのやり取りをしてまして、写真などを共有してるので写真を見てこむぎは小ぶりなので避妊矯正用のフードにまだ変えなくてもいいですよと言われてます。その際に体重がどんどん増えてきてからでも大丈夫ですと教えてもらいました。
ブリーダーの意見を参考に家では、グレインフリーのフードと混ぜることにしました。
実際に与えているフードの組み合わせ
- グレインフリーフード(手術前から使用)
→ 穀物不使用で消化に優しく、便通の安定に効果を感じた
こむぎが最初からブリーダーの所でも食べたフードなので安心できた - ビューティープロ 避妊去勢用
→ カロリー控えめ&尿路ケア対応
獣医の先生の意見や、猫の関連雑誌の情報を参考にしました
この2つをブレンドして与えています。切り替え時には「ふやかして与える」ことからスタートし、今は完全にドライで与えられるようになりました。
ふやかしは手間はかかりますが子猫の間は消化にも良いのでお勧めですします。
避妊手術後20日間で見られた変化
💩 排便のリズムが整った
- 以前は時間が不規則だったが、今ではほぼ決まった時間に排便するようになった
- 便の硬さも安定していて、掃除も楽になった
- 毎回便の確認をしてますが水分もしっかり取れてるの、硬さも丁度いい状態です。
💧 水をよく飲むようになった
- 避妊用フードに切り替えてから、水分摂取量が増加
- 水入れは頻繁に気がつけば足すようにしてます。
- 1日の排尿回数は4回前後に安定 → 泌尿器系の健康にも安心感
✨ 毛艶が良くなった
- フードの影響+毎朝のブラッシングで、毛並みがつややかに
- 抜け毛も以前より扱いやすくなった
- ブラシを通してもすごくスムースにブラシが通ります。
- 毎朝ブラシをかけると抜け毛が綺麗に取れやすくなった。

😺 食欲が安定し、催促もするように
- 食事の時間になると自分から催促(まるで犬のように!)
- 食欲のムラが減り、安心して与えられる
- こむぎは一度に食べ切ったりはしないので、状況を見て少しずつ小分けにして、朝昼晩3回に分けてトータル決まった量を食べさせてます
- それでも食欲が落ちてる時は、総合栄養食品のチュールなどを少し与えて調整してます
与え方の工夫と注意点
- 急にフードを切り替えるとお腹を壊す可能性 → 少しずつ割合を変える
- フードに関しては犬も、猫もいきなり変わると体調を壊しやすくなるので、必ず最初は少量で与えて慣れさせましょう
- 水分摂取はとても大切 → 自動給水器を導入するのもおすすめ、自動給水機は普段水をあまり飲まない猫にいいみたいです。こむぎは普段から飲むので自動給水機は使ってません。
- 避妊後は体重管理が最重要 → 毎週の体重チェックを習慣化
グレインフリーと避妊去勢用フードを混ぜるメリット
- 消化の良さ+カロリーコントロールを両立
- こむぎに好きな方を食べてもらうようにしてます、ほとんど朝、昼、晩の分けた回数内で両方を食べてくれます。
- 猫が飽きにくく、食欲を維持しやすい
- それぞれの良さを取り入れられる
一方で「どちらか一方でも十分な場合もある」ので、猫の体調に合わせて調整するのが理想です。
まとめ
- 避妊去勢後は代謝が落ち、体重や尿路ケアに注意が必要
- 我が家では「グレインフリー+避妊去勢用フード」を20日間試し、以下の変化があった
- 排便リズムが安定
- 水をしっかり飲むようになった
- 毛艶が向上
- 食欲が安定し、催促もするように
- 与え方は急な切り替えを避け、猫の様子を見ながら調整するのが大切です。
- これからも定期的に情報を発信していきます、この方法が正解とは思いませんただこむぎのためにできる事を優先してます。以前飼ってたトイプードルのきなこの時は私の知識がなく本当に後悔してます。
- 食いつきのいいフードは便もでやすく、当時それが健康だと私たちは誤認識してました、今思い返せば飼い主失格です。
- その経験を活かしてこむぎにはしっかりと食事から普段の飼い方までをサポートしたいと思ってます。
猫の健康管理は「飼い主の観察」と「フード選び」の積み重ねです。
これから避妊手術を控えている猫や、術後のフード選びで悩んでいる方の参考になれば幸いです。