猫と一緒に暮らすと、毎日が癒しに包まれます。しかしその一方で「抜け毛」と「臭い」は飼い主にとって大きな悩みの種です。
フローリングやソファにたまる毛、猫トイレから漂うにおい…。清潔に保ちたいけれど、仕事や家事に追われていると、掃除が後回しになってしまうこともあります。
本記事では、猫と暮らす我が家で実践している毛対策と臭い対策の掃除アイデアを、体験談を交えながら詳しくご紹介します。これから猫や犬を飼おうと思ってる人は是非読んでください、掃除に悩んでいる方にとって役立つ情報になれば幸いです。

猫がテーブルの上に乗った後は、抜け毛が落ちて衛生面に影響することがあります。特に食事をする場所は清潔を保ちたいので、日頃からブラッシングで毛のケアをしてあげましょう
抜け毛が多い季節を知っておく
猫は春と秋に「換毛期」があり、特にこの時期は抜け毛が増えます。我が家の猫・こむぎも、季節の変わり目には部屋中に毛が舞う状態に…。
この時期は掃除の頻度を意識的に増やすことが重要です。
我が家ではダイソンの掃除機で先端ブラシのついたものでカーペットとフローリングを毎朝こむぎの通り道を入念に掃除機をかけてます。
掃除機は「ヘッドの種類」で選ぶ
一般的な掃除機でも毛は取れますが、回転ブラシ付きの掃除機は圧倒的に効率が上がります。カーペットやソファに絡んだ毛も吸い取りやすいです。
実際に、通常の掃除機から「ブラシノズル付き」に替えたところ、作業時間が半分以下になりました。通常の吸引だけの掃除機ではカーペットに付いた毛はなかなか取れません。



床の掃除は回転ブラシがついてるものが綺麗に掃除できます。階段は特に隅にゴミが溜まりやすいのでこまめに掃除をしてます。ソファーの下はクイックルワイパーでホコリを取ってます。
コロコロ・ゴム手袋で手軽に対処
- **コロコロ(粘着クリーナー)**は毎日のルーティンに。ソファやベッドは特に毛が付きやすいため、寝る前にひと掃除すると快適に眠れます。
- コロコロはこむぎに直接かけても喜んでくれます、ただし嫌がる時は絶対に無理にしない事!
- ゴム手袋を濡らして撫でると、毛が面白いほどまとまります。我が家では布製の椅子に活用しています。
空気中の毛は空気清浄機で軽減
実際こむぎをブラッシングすると、毛が舞い上がりますその時は近くの空気清浄機のパワーを上げてするようにしてます、コロコロも必需品です。
毛は床だけでなく空気中にも舞います。空気清浄機を導入すると、ハウスダストや毛の舞い散りが軽減され、アレルギー対策にも有効です。
気になるトイレと部屋の匂いを防ぐ
猫の臭いの大半は、やはりトイレから発生します。
我が家では猫砂に木質ペレットを使っているため、オシッコの臭いはかなり軽減できますが、うんちの臭いはどうしても強烈です。そこで一番効果的なのは、うんちをしたらすぐに処理することです。以前トイプードルを飼っていた時も同じで、うんちはすぐに片付ける習慣を徹底していました。これは猫にとっても人にとっても快適に暮らすための大切なポイントだと思います。
我が家の猫・こむぎは、うんちをした後に木質ペレットを後ろ足で隠します。その直後に私が小さな袋に入れて密封し、玄関の外に置いてある蓋付きのゴミ箱へ捨てています。
さらに、こむぎのお尻や足をウェットティッシュで軽く拭くようにしています。清潔を保てるだけでなく、猫自身も気持ちよく過ごせます。処理が終わった後には、ご褒美として大好きなチュールを少し与えるようにしています。
猫はとてもきれい好きな動物です。そのため、トイレ後の清掃を徹底することは、飼い主と猫の双方にとって快適な環境づくりにつながると感じています。こむぎが我が家に来てからは、以前よりも家の中をきれいに保つ意識が高まりました。
- うんちはすぐに処理
- おしっこ部分は1日1〜2回取り除くを徹底するだけで臭いが激減します。
我が家では木質ペレットの猫砂を使用しており、吸収力と消臭効果に優れています。
消臭グッズを活用する
- 活性炭入りの砂や消臭シート
- 脱臭機やオゾン発生器(ペット対応製品を使用)
- ペット用の消臭商品も多く出てますが、我が家では空気清浄機と迅速な処理で対処するので
オゾン発生器なども使ってません、また人気のエアドッグなども使ってません。
布製品の臭いにはリンサークリーナー
猫がいると、カーペットやクッションに臭いが染み込みやすいです。そんな時はリンサークリーナーで定期的に丸洗いがおすすめ。水洗いなので猫にも安全で、臭い残りが大幅に減りました。
我が家では愛犬きなこを飼ってた時から使ってました。
換気と掃除のリズムをつける
臭いは「ためないこと」が大事です。朝と夜の2回、窓を開けて空気を入れ替えるだけでも効果的。ルーティンに組み込むと続けやすいです。コロナ禍で部屋の窓の開閉は毎日する様になったのでこれはこむぎにも良い事だと思います。
掃除を楽にする仕組み作り
- 猫専用ブランケットを敷く
→ 毛や臭いがついても洗濯機で丸洗いできる。これはウチではタオルケットを使ってますこむぎ専用にしてます。 - 家具を最小限にする
→ 毛がたまる場所を減らせる。部屋に大型の家具などが多いと隙間に埃も溜まりやすく、猫が隙間に入って背中に大量の埃やゴミをつけたまま、飼い主の布団や衣服に絡むとダニなども蔓延します。 - 毎日5分ルール
→ 掃除は「一気にやる」よりも「少しずつ続ける」ほうが結果的に楽。私は毎日15分から30分部屋を掃除しています
まとめ
猫と暮らす家では、毛と臭いの悩みは避けられません。
しかし、日々の小さな工夫と便利アイテムの活用で、驚くほど快適に暮らせるようになります。
- 毛対策:掃除機+コロコロ+ゴム手袋+空気清浄機
- トイレの後はなるべく直ぐに処理をする
- 臭い対策:トイレ掃除の徹底+消臭グッズ+布製品の丸洗い
- 習慣化:換気・ルーティン・ブランケットの活用
猫との暮らしは掃除の工夫次第でぐっと楽になります。ぜひ、あなたのご家庭でも取り入れてみてください。
