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自由奔放な猫も「規則正しい生活」に順応できる?

初めて猫を飼う

猫といえば「自由気まま」「マイペース」というイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。実際、犬と違って猫は散歩の必要もなく、昼寝をしながら好きな時に動き回る自由奔放な動物です。

しかし、いざ家に迎えてみると「夜中に大運動会が始まる」「飼い主が寝ている時間に騒がれて睡眠不足になる」という声もよく聞きます。猫は夜行性の動物なので、飼い主と生活リズムが合わずに困るケースは少なくありません。

私の家にも、ブリティッシュショートヘアの女の子「こむぎ」がいます。生後4ヶ月の頃に迎え入れ、日々観察しながら暮らしの工夫を重ねてきました。犬のように「規則正しい生活」を意識しつつも、猫本来の習性を尊重しながら育てています。

今回は「猫の自由さを守りながらも、生活リズムを整える飼い方」について、こむぎとの体験を交えて解説します。これから猫を迎えようと考えている方や、子猫の夜の過ごし方に悩んでいる方に参考になるはずです。

猫は祖先が砂漠で生活していたハンターであり、夜や明け方に活動する「薄明薄暮性」の動物です。そのため、飼い始めの頃は夜に走り回ったり、飼い主の寝ている時間にいたずらをしたりするのは自然な行動です。

  • 昼間はほとんど寝ている
  • 夜になると活発に遊びたがる
  • 食事やトイレも自由なタイミングで済ませるこむぎは規則正しいです。

こうした行動は猫にとって普通のことですが、人間の生活サイクルとはズレが生じやすいのです。特に一人暮らしや家族で共働きの場合、「夜中に騒がれると困る」という問題に直面しやすいでしょう。

猫は夜になると活発になるので、そのまま放っておくと夜中に大暴れしてしまいます。そこで、寝る前にしっかり遊んであげることを習慣にしてます。テレビを見ながらジャラシで遊んで、レーザーポインターなども利用して階段を登らせてます。

  • 羽根のおもちゃやレーザーポインターで15〜20分
  • 追いかけっこやジャンプ遊びでしっかり運動
  • 満足すると自然と眠りやすくなる
  • ある程度遊ぶと水分補給をするので水を飲んだらクールダウンさせてます

こうした遊びの時間を作るだけで、夜中の大運動会はかなり減りました。

こむぎは水を飲めばもう満足のサインなのであとは近くに寄ってきたら抱っこしてからケージに入れてあげてます。

こむぎは家に慣れた今でも、夜はケージに入れて寝かせています。これは「閉じ込める」のではなく、「安心できる自分の部屋」を作ってあげる感覚です。

  • ケージの中にはベッドと毛布を用意
  • トイレも一緒に置いて安心できる空間に
  • 夜はケージに入れることで、人間も猫も安心して眠れる

「猫にケージは必要ない」と考える方もいますが、私の場合はお互いの生活リズムを守るために役立っています。特に1匹で飼っている場合は、飼い主と一緒に寝るよりも落ち着ける場合が多いと感じています。ケージがあれば日中のお買い物や留守番させてもケージで安心して寝ています。夏場はエアコンをかけて室温は27度前後で扇風機も壁に当てた風を微風くらいにしています。

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家では外出時にケージに入れてます、よく動画で外から戻ると部屋が荒らされてたと!それは猫が悪いわけではなく猫の本能なので、家の場合はこむぎファーストなのでケージに入れて外出はしますが長くて2時間程度です。実際に一人で猫を飼われる方はケージ内にお水と食事の用意は絶対に必要です。もしケージを使わないのであれば猫が悪戯をしないように部屋中を管理すること、万が一悪戯をして飼い主さんがいない時に、何かを誤飲したりすると取り返しがつきません。

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猫は自由に食べたい時に食べるタイプですが、我が家では朝と昼と夜の3回を基本にしています。ごはんの時間が決まることで、生活リズムが安定しやすくなります。
3回に分ける理由は新鮮なフードは喜んで食べます、また食事の食べ方で体調管理の把握しやすい。但し時間を正確に決めすぎるとその時間にもし与えることが出来ない場合はストレスになるので気をつけましょう。

  • 朝:人間が起きたらすぐに与える
  • 夜:私たちが夕飯を食べるタイミングで与えてます
  • 深夜に「ごはんちょうだい」と起こされない、一度ケージに入れるとしっかり寝てます。

食事のタイミングを整えることも、猫を規則正しい生活に慣らす大きなポイントです。

こむぎとの生活を通じて、自由奔放な猫でも工夫次第で「ある程度規則正しい生活」ができると実感しています。

  • 飼い主と猫が同じ時間に寝られる
  • 夜中に起こされず、飼い主の睡眠不足が減る
  • 猫こむぎ自身も安心して落ち着いて眠れる
  • 食事や排泄のリズムが整い、健康管理もしやすい
  • 実際にこむぎは凄く飼いやすくきなこの時よりも楽に感じてます。

もちろん「完全に犬のように従わせる」のは無理ですし、猫本来の自由さを奪うのは本末転倒です。大切なのは、猫ファーストの視点で無理なく調整していくことだと思います。


猫は本来、自由奔放で夜行性の動物です。しかし、飼い主がちょっとした工夫をするだけで、犬のように規則正しい生活リズムを持たせることは十分可能です。

  • 夜は遊んであげてエネルギーを発散
  • ケージを寝室代わりに活用
  • 食事の時間を整える
  • 何より「猫にストレスをかけない」ことを最優先に

私の家のこむぎも、今ではすっかりこの生活スタイルに慣れて、人間と一緒に快適に過ごせるようになりました。

これから猫を迎えようと考えている方も、ぜひ「猫本来の自由さ」と「人間の生活リズム」を上手に組み合わせてみてください。猫との暮らしはもっと楽しく、もっと快適になるはずです。

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