冬本番、愛猫の寒さ対策に頭を悩ませていませんか？ 「猫用こたつを買ってあげたいけど、部屋が狭くなるのは嫌…」 「せっかく高いお金を出して買っても、入ってくれなかったらどうしよう…」
そんな悩みをお持ちの飼い主さんへ。 結論から言うと、専用の猫こたつは買わなくても大丈夫でした。
我が家の愛猫「こむぎ」も、以前は寒い場所を避けてウロウロしていましたが、家にある「アレ」を使っただけで、一瞬で解決したのです。
今回は、制作費0円・所要時間２分で作れる「自家製・猫こたつ」の作り方と、実際にこむぎが使っている様子を、証拠動画付きで徹底解説します。
まずは、こむぎが実際にこの「即席こたつ」を堪能している様子をご覧ください。
猫用こたつを買わずに代用しようと思った理由
最初は私もAmazonや楽天で「猫用こたつ」を検索していました。 しかし、購入ボタンを押す直前でいくつかの懸念点が浮かびました。
- サイズの問題： 専用こたつは意外と場所を取る（オフシーズンの収納も困る）
- デザインの問題： 部屋のインテリアに合わない可能性がある
- リスクの問題： 数千円〜1万円出して、猫が見向きもしなかったら悲しすぎる
「もしかして、今家にあるもので似た環境を作れるのでは？」 そう思い立ち、家の中を見渡して目についたのが、使っていない**「小さめのローテーブル」**でした。
準備するものは3つだけ
今回使用したアイテムは、どこの家庭にもありそうな以下の3点です。
- 小さめのテーブル（私が使ったのは幅80奥行き50高さ37）
- 厚手の毛布（遮光性が高く、熱を逃さないものがベストこむぎが普段からゴロニャンする）
- 爪とぎ or お気に入りのクッション（中にお気に入りネズミ、爪研ぎ）
我が家の暖房事情（ここがポイント）
我が家には床暖房があります。 そのため、電気ヒーターなどの熱源は一切使用していません。 「床暖房の熱を下から取り込み、毛布で蓋をして閉じ込める」 これだけで、内部はポカポカの空間になります。毛布をかける際は反対側など空気が入るように隙間を開けてます。
※床暖房がないご家庭の場合は、ホットカーペットの上に設置するか、湯たんぽを中に入れてあげる等の工夫で代用可能です。
【検証】設置した瞬間、猫はどう反応した？
動画をご覧いただいた通りですが、設置して毛布をかけた直後、こむぎは迷うことなく中へ吸い込まれていきました。
無理やり入れたり、おやつで誘導したりは一切していません。 これは以下の3つの条件が完璧に揃ったからだと分析しています。
- 暗くて狭い（猫の本能をくすぐる囲われた空間）
- ほんのり暖かい（床暖房の熱がこもっている）
- いつもの匂い（使い慣れた毛布と爪とぎの安心感）
市販の新品特有の「化学繊維の匂い」がしないことも、警戒心の強い猫にとっては大きなメリットだったようです。
実際にやってみて感じた3つのメリット
掃除が圧倒的に楽
専用のこたつ布団は洗濯が大変な場合がありますが、これなら普段使っている毛布を洗うだけ。テーブルを退かせばすぐに掃除機もかけられます。掃除機もすぐにできて、毛はコロコロですぐに掃除できます。
「飽きたら終了」ができる気楽さ
もし猫が使わなくなっても、毛布を畳んでテーブルを片付けるだけ。 「せっかく買ったのに…」という飼い主の精神的ダメージがゼロです。
隠れ家・寝床・遊び場の3役をこなす
単に寝るだけでなく、中に隠れておもちゃを狙ったり、爪を研いだりと、こむぎにとっての**「自分だけの秘密基地」**になりました。
【重要】安全面で気をつけていること
代用品だからこそ、安全管理には市販品以上に気を配っています。これから試す方は、以下の3点を必ず守ってください。
- 電気ストーブやファンヒーターの温風を直接当てない
- 火災や内部が高温になりすぎるリスクがあります。
- 完全な密閉空間にしない
- 毛布の裾を少し開けておくなど、空気の通り道と、猫がいつでも脱出できる隙間を確保してください。
- 定期的に中の温度を確認する
- 床暖房やホットカーペットの設定温度によっては、内部が暑くなりすぎることがあります。飼い主さんが手を入れて温度チェックをしましょう。
まとめ：猫の幸せは「値段」じゃない
今回の検証で分かったのは、こむぎにとって大切なのは「高いこたつ」ではなく**「安心してくつろげる暖かい場所」**だということでした。家にあるものだけで、猫はこんなに満足してくれす。
私は猫を飼い始めてまだ8ヶ月の初心者ですが、こむぎが喜ぶことは色々試したいと思ってます。
他にもこむぎが楽しんでくれた記事ありますのでご覧ください。
