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体験談】飼い主がコロナに感染して感じた「もしもの備え」の大切さ

猫の健康と暮らし
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〜愛猫こむぎと過ごした5日間で学んだこと〜

突然の発熱、そして検査で「陽性」の結果。
新型コロナウイルスに感染し、自宅療養となった5日間は、まさに普段の生活が一瞬で崩れる体験でした。

私自身の体調の問題もありましたが、何より心配だったのは妻と一緒に暮らす愛猫・こむぎのこと。
動物は人間の病状を理解できません。だからこそ、感染中でも変わらず世話をし続ける必要があります。

この5日間を通して、「健康であることが前提の生活の脆さ」や「日常を支える準備の重要性」を強く感じました。
この記事では、実際に経験して分かった飼い主の感染時に必要な備えをまとめておきます。

生活リズムが一変。普段の「当たり前」ができない

感染が判明した瞬間から、外部との接触を完全に避ける必要があり、家の中でも隔離状態で過ごしました。
妻とは部屋を分け、食事の時間や使用するタオル、食器までも分ける生活。
数年前、妻が先に感染したときの経験を思い出し、今回もそのときの対応を踏まえて準備しました。

  • アルコール消毒液や除菌ウェットティッシュの常備
  • ビニール手袋やビニール袋を多めに準備
  • 1時間に一度の換気
  • 使用タオルや寝具を分ける

この徹底した対策のおかげで、感染が広がることはありませんでしたが、
その分、精神的にも肉体的にも負担は大きいものでした。

月末ということもあり、毎月の支払いや振り込みなどのルーティン作業が滞るなど、振込なども遅れると後が面倒で、電話で連絡するにも熱で電話すらできない頭も思うように回転しないので緊急時の際の連絡先なども事前に書いておく事が重要!
「健康であることが前提」の生活の脆さを感じました。

日常の“ルーティン”が止まるという現実

感染期間中は外出ができず、家事はほとんど進まなくなりました。
特に月末だったこともあり、振り込み・支払い・各種連絡などのルーティン作業が滞ってしまいました。本来なら何も考えないで振込は来週で間に合うなど出来る余裕があってもしないものです。

病気になれば一変して、熱で頭がぼんやりして電話すらできず、体が動かない。
そんなとき、「これらの作業は“健康であること”が前提になっている」と痛感しました。

今後に向けて強く感じたのは、
👉 緊急時に備えて重要な連絡先を紙に書いておくこと
👉 振込や支払いはできる限り自動化しておくこと
振り込みなどがある場合は事前に封筒に現金を入れて準備をしておく。

スマホやパソコンにデータがあっても、体調が悪いと操作できないものです。
「紙のメモ」と「自動支払い設定」は、どんな災害や病気のときにも有効です。

猫との暮らしで直面した問題

飼い主が体調不良のときでも、猫の食事やトイレの世話は待ってくれません
幸い、我が家は夫婦で暮らしており、妻の助けがあったおかげで何とか乗り切れました。
こちらの体調不良はこむぎにはわかりません。

しかし、もし一人暮らしで猫と過ごしていたらと考えると、
食事の準備やトイレ掃除など、どれも大きな負担になっていたと思います。
飼い主が体調を崩しても、猫の生活は止まりません
こむぎの食事やトイレの世話、遊びの時間──いつも通りのルーティンをどう維持するかが最大の課題でした。

幸い、妻がサポートしてくれたおかげで何とか乗り切ることができましたが、
「もし一人暮らしだったら」と想像すると、ゾッとします。

  • 食事の準備ができない
  • トイレ掃除を怠ると衛生面が心配
  • 猫が異変を感じてストレスを抱える

感染中に思ったのは、「頼れる人を事前に決めておく」ことの大切さです。
たとえ数日でも、猫の世話をお願いできる人がいるだけで安心感がまるで違います。

感染を経て見つかった今後の課題

今回の体験を通して、次のような課題が見えてきました。

  • いざという時のために、キャットフードや猫砂の予備を常備しておくこと
  • 家族や友人など、緊急時に猫の世話を頼める人を事前に決めておくこと
  • 万一に備えて、生活費の支払いを自動化(口座振替やアプリ決済)しておくこと

こうした備えがあれば、体調を崩したときでも最低限の生活を維持できます。
普段ならできることが何もできない!Amazonなどで買い物や他の通販で買い物した場合、必ず荷物の到着予定日はカレンダーか何かにメモをする、宅配が来ても熱が出て寝込んでると不在になる

感染が治った今だからこそ伝えたいこと

幸い、体調も回復し、こむぎも元気に過ごしています。
しかし今回の経験を通して、「日常は当たり前ではない」ということを改めて感じました。感染が治った今だからこそ伝えたいこと

療養期間を終え、ようやく平常に戻りました。
こむぎも変わらず元気で、今は以前よりも少し甘えん坊になった気がします。

今回の経験を通して感じたのは、
「日常は当たり前ではない」ということ。

そして、病気や災害など“予想外”の出来事は、
誰にでも、いつでも起こり得るということです。

だからこそ、
・猫の世話を誰がどうするか
・自分が動けないときに何が止まるか
・生活の中で「代替できないこと」は何か

これらを一度書き出しておくことをおすすめします。
準備をしておけば、いざという時に冷静に行動できます。

今はインフルエンザなどの感染症も流行しています。
皆さんもぜひ、
**「もしもの時に、愛猫とどう過ごすか」**を考えるきっかけにしていただけたらと思います。

普段から少しずつ準備を整えておけば、
いざという時も落ち着いて対処できるはずです。

まとめ:もしもの時も、愛猫と安心して過ごすために

今回の経験を通じて、
「健康」と「日常」がどれほど貴重なものかを痛感しました。

愛猫と一緒に暮らしている方へ、ぜひお伝えしたいことは──

普段から少しずつ備えておくことが、
自分とペットを守る一番の安心につながるということ。

体調を崩してから準備するのではなく、元気な今こそ備える
それが、飼い主としてできる最も大切な「思いやり」だと思います。

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