猫も杓子もこむぎブログ」をご覧いただきありがとうございます、愛猫こむぎの写真を使ってストックフォトに申請した過程をお伝えします。
ストックフォトは「誰かの広告や記事に使われる写真素材」として公開し、ダウンロードされるごとに報酬が発生する仕組みです。もちろんプロの写真家でなくても参加できますし、スマホや一眼レフで日常を切り取った写真でも審査に通れば登録可能です。
しかし、「ただ可愛いから」「飼い主にとって思い出深いから」という理由だけでは審査を通過するのは難しいのが現実。広告や記事に使いやすい「シンプルで伝わりやすい写真」であることが重要になります。そこで今回は、我が家の猫・こむぎの自然な表情を切り取りながら、Adobe Stock と PIXTA へ計28枚の写真を申請するまでの流れを紹介していきます。
こむぎの自然な姿を大切に
撮影の基本は「こむぎにストレスを与えないこと」。猫は犬のようにじっと待ってくれるわけではありません。特にこむぎは以前飼っていたトイプードルのように落ち着いて一か所に留まるタイプではなく、日々の生活の中で常に動き回っています。
そのため、私が心がけているのは 「邪魔をせず、普段通りの動きを観察する」 こと。
- 日差しが柔らかく差し込む晴れた日を狙う
- こむぎがよくいる場所をメモしておく
- 撮影ポイントの背景をすっきりと整理しておく
こうした準備をすることで、こむぎがリラックスしたまま、自然な表情を写真に収めることができます。下の写真はいつも食後はテーブルの上で寝転んでるの所をスナップしてます。

スナップ感覚で撮影する工夫
「作品」として構えるのではなく、あくまで「スナップ感覚」で撮影するのが今回のスタイルです。撮影の時間は15分程度です、普段の動きを観察して時間かけないようにしています。
猫はカメラを向けられると意識してしまうことがあります。そうすると表情が硬くなり、不自然な写真になりがちです。そこで私は、こむぎが窓辺で日向ぼっこしている時や、ソファで毛づくろいをしている時など、普段の流れの中にさりげなくカメラを構えるようにしました。
また、ストックフォトとして使いやすいのは以下のようなカットです。
- 背景がシンプルで文字入れしやすい構図
- 明るく清潔感のある光の中で撮られた写真
- 特定の生活感が強すぎないカット
広告に利用されることを意識すると、ただ「可愛い」だけでなく「使いやすい写真」へと変わっていきます。


今回の挑戦内容
撮影期間は約1週間。晴れの日を選んで、こむぎの生活リズムに合わせて撮影しました。用意した写真は28枚ほど。これを Adobe Stock と PIXTA に同時申請する予定です。
実際のところ、ストックフォトは「すぐに稼げる」ものではありません。最初は全くダウンロードされない時期が続くことも珍しくありません。しかし、扱いやすい写真であれば数か月後に急にダウンロード数が伸び始めることもあります。数年経っても売れ続けるカットもあるほどです。


ストックフォトの魅力と難しさ
ストックフォトで稼ぐことは簡単ではありません。特に猫の写真は人気ジャンルで競合も多いため、ダウンロード数を増やすのは難しい側面があります。
しかし、ストックフォトの魅力は「自分の撮った写真が広告や記事に採用される喜び」にあります。ふとした日常の一瞬が、誰かの役に立ち、さらに収益にもつながる――それはとてもワクワクする体験です。
「収入」だけを目的にすると挫折しやすいですが、「撮影の楽しみ」「誰かに使ってもらえる喜び」を感じながら取り組むと、長く続けられる趣味兼副業になると思います。
まとめ
今回、愛猫こむぎの自然な日常をスナップ感覚で切り取りながら、ストックフォトに挑戦することにしました。
- 猫にストレスを与えず自然な表情を撮る
- 背景を整理し、広告にも使いやすい構図を意識する
- 枚数よりも「扱いやすさ」を重視する
このようなポイントを押さえながら、28枚の写真を今回はAdobe StockとPIXTAに本日申請してます。結果がどうなるかはまだ分かりませんが、結果が出たらまたご報告します。審査に通過し、実際にダウンロードされる日を楽しみに待ちたいと思います。審査に落ちたとしてもまた何度でもトライできるので諦めないで続けることが大切です。
ストックフォトは決して楽に稼げるものではありませんが、「誰かの役に立つ写真を届けられる」その過程こそが一番の魅力です。これから挑戦される方の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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